昨日のエントリで、しんざきさんを推しておいて大変恐縮なんですが、実はもうひとり尊敬している、こちらは本職の物書きの方がいて、ダ・ヴィンチ・恐山さんという人ですね。
いや決して、昨日のエントリで言及したらアクセスが増えたから、二匹目のドジョウを狙うコバンザメ野郎をやりたいわけではない。とは言っても、なにがしか物事を発信する意図があるのであれば、(正当な行為の範囲内で)広く認知される努力をすることも正しい姿だとは思いますが。
どうやって恐山さんを知ったかと言うと、過去にとある職場で若者向けのスマホアプリをリリースした。僕にとっては、当時の主管だった女性と企画からリリースまでやった、まあ思い出のアプリケーションなんだけど、アプリだからプロモーションしないといけない。で、何かタイアップなり、記事広告なり出せるメディアないのかという話になり、その女性が持ってきたのがオモコロというメディアだった。
こういった、いわばバカメディア(すいません!)としては今や一番有名で、おそらく10年以上はあるんじゃないだろうか。このジャンルの走りは、僕の狭い観測範囲内では、恐らくLIGだと思うんだけど、僕がいっそLIGとかでいいんじゃね?と言ったら、それならといって出てきたのがオモコロだったんですね。
で、仕事の方は結局お願いすることができて、記事はまきのさんとARuFaさんが書いてくれた。後になって、ARuFaさんの素顔を見れたのはすごい貴重な体験だったと知ったんだけれども。
その仕事以来、オモコロもちょくちょく見るようになって、まあこう言ってはまた失礼ですが玉石混交なわけですね。するとそのうち、この人の記事だけ見たいな、という気持ちになるわけで、その中の一人が恐山さんだった。だって文章が、すごい読み進めたくなるから。(ちなみに、僕が一番気に入っている記事はこれ)で、最近になって恐山さんがウロマガというメルマガを始めており、僕がブログ書くなら毎日書く、と決めたのはウロマガの影響が大きいというかそれしかない。
ただ、こうやって読まず嫌いというか、気に入ったコンテンツ(特に文章)ばかり摂取していると、どうしても自分のやることや発信が似てきてしまうじゃないですか。最近いろいろなきっかけで、まあ思う所あり、結局自分の価値ってなんなんだとか、まあ僕は、いわゆる頭脳労働的な部分では人よりもちょっとだけ器用かなと思っているんだけれども、上っ面だけ追いかけたり取り繕うことになんの意味があるんだとか、完全に思春期返りしているわけです。
で、麻雀もそうでして、まあ麻雀の場合はゲーム性の関係上、みんながある程度は同じようなことを考えるのは当然だと思うんですが、どうしてもなんか工夫しなきゃとか、思ってしまうわけですね。
※ここからはリーグ戦の話になる
南1局 東家 ドラ7p 11巡目
僕の手牌
33367789m777pNN
ドラ3両面聴牌です。おめでとうございます!ありがとうございます!!
で、今からこれをヤミテンにした言い訳をします。
僕から場面がどう見えたかというと、まず配牌で667pとあって、道中でドラを2枚引いているので、6pの手出し2回は光っている。なので、上家はもうほぼオリている。下家は手牌まとまらなかったっぽく、あってもチートイツ。何か切って手牌倒されるのも、チーされるのも相当驚くくらい。
問題は対面で、まず前情報として(驕っているわけではないんですが)結構、いや相当ヌルい。で、彼が直前に9m切ってるんですね。で、つい、引っ張り込みたくなってしまった。
その巡で対面がN切ったので、当然ポン。決めていたので即座に打7m。で、流局1人聴牌。
いやまあ、やりすぎなんでしょうけど。でも横置きしたら結局山との勝負でしょ?むしろ先制してもらったら、喜んでチェックレイズだと思ってしまった。やりたいんだよなぁ。
わかる。「やりたい事とか知らん、甘えんなカス」おっしゃる通りです。
「余計なこと考えてる暇あるなら、当たり前の事の精度上げろ。」おっしゃる通りです。
でも微妙にこれでもいいやというか、あのシーンであの手牌との出会いは今回はそういうものだったみたいに消化してしまうんですね。
で、少しモヤモヤしていたら、僕が公私共に心から尊敬する、大変著名で、人物品格成績ともに極めて優秀、伝説の36期最高位決定戦で、あのMリーグでも活躍する石橋さんをあと1ミリまで追い詰めた曽木達志先生(終局直後にビール片手に、ばっしーに握手を求めてた、あの姿を俺たちは忘れない)が、絶対リーチだと。
そのあと、清原さんに会ったら、そんなんリーチでしょと。
まあ、キヨさんがリーチっていうならそうなんだろうな。だってキヨさんAリーグだし麻雀強いもん。
次からちゃんとリーチします。